彼岸ころ

「”おはぎ”って、、、昔は、
 春は”ぼたもち”、秋は”おはぎ”っていったんだって」

 オイオイそんなの常識!でしょう、、、
 娘を再教育なくちゃなりませんね。

 昔昔、、、、
 私は母(父)に沢山のことを与えてもらいました。

 当時としては(女の子にあまり期待してない風潮の中)
 高学歴を与えて貰ったことは人生最大の財産となりました。
 (本当に感謝しています)

 何かが有った時、私は母ががしてくれたと同じように子供たちにして上げられたかどうかを考えます。
 母にもらった数々の事を子供たちにもしてあげたいと。

 流石にもう私の出番は無くそれぞれが自分たちで処理しているようですが、、

 この話を有る人に言ったら、
 親にしてもらったこと?
 そんなこと考えたこともナイ!と言われてしまいました。

 実はこの頃あちこちで自分たちの後始末の話を聞きます。
 曰く「樹木葬がいい」 
 曰く「海にまいてくれればよい、、」と。

 そして決まったように、
「子供たちに迷惑をかけたくないから、、」と。

 果たして最後を託するのは”迷惑”なのでしょうか?
 親子ってそういう関係ですか?

 少なくとも私は先祖のおまつりをすることは迷惑”とは考えていません。
 生前のいろいろな思いがあってそれの延長でその後を考えています。(考えるべきだと)

 子供たちも「別に迷惑なんて考えた事もないよ、、、」と、言ってくれています。

 世の中良い事もあればそうでないこともあるのは当然のこと。
 してもらったことがあればするべき事も有ります。

 我が子に遠慮して流れを変えることは果たして良いことでしょうか?
 私は御先祖さまがあって自分があり、そしてその後が有ると考えています。

 如何でしょうか?

 人それぞれですが私はちょっと気に成りました。

 

 

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 お彼岸ごろの庭
 
 小さな水仙も”バイモ”もそして”イヨミズキ”もみんなひっそり~~うつむき加減~~です。
つつましやかなその姿大好きです。

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