今年も押し詰まり、いよいよ年賀状の準備。
いつもの慣用句ではなく今年はちょっと変ったものをと思い、「瓦当文」を取り上げてみました。
先ず墨と筆で何度も練習をし、それから千切ったいろがみで表現してみました。
丸瓦に刻み込まれた変形の文字はいざ、書いてみると頭で理解している円の動きとは違い、どうしても上下に動いてしまう、、、、
円の4分の1の空間に一文字をうまく入れる事や弧の一部を漢字に当て嵌めることなど、
円運動の軌跡の感覚を身体で理解する事は思ったよりも本当に難しそう、、、、でもこれがとっても面白い!
バランス感覚を養うにはもって来いです。
さて、、、、
大まかに理解できたところで、いろ紙で表現、、、
どうやら形になって来ました。
墨と筆ではなかなか現せないダイナミックな肥痩や空間処理の面白さに千切ったときに出来る偶然性は魅力一杯です。
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