予てより一度見てみたいと思っていた身延山久遠時のしだれ桜。
山奥深いその道を登って行くと、、、、まさに全山枝垂れ桜!
あそこにも、ここにも、遠くに、、、近くに、、、老木が、、、若木が、、、
極楽浄土はかくや?の趣
登り詰めたそこにどっしり建つ伽藍
宗教の場であるここに、物見遊山の私、ちょっとお許しを戴いて散策
まるで初夏のようなその日
開放された大きな扉から吹き抜ける風が、、、
(オヤっ?これは日蓮様からのプレゼント?)
少し汗ばんだ頬をなぜて行きました。
風に吹かれた花びらは池の面に思い思いに花を描き
やっと会えた遅咲きの枝垂れは可愛いらしくも艶やかにその枝を揺らし、
名残の香を放ち、やさしく包みこんでくれそうです。
桜に酔いしれていたら、、、
( ヒぇ~~~!二百数十段の階段。これを降りるのですか?)
どうしよう、、、?頑張るしか、、、ないですね
山を降りると一面の桃が、、、
見渡す限りのピンクの絨毯に見送られ、のどかな春の一日でした。
コメント