久しぶりに姉と話をしました。
この頃少々耳が遠くなり、話がなかなか伝わらず、つい足が遠退いてしまっていました。
その姉、今日は話がスムーズです。
「補聴器入れてるの?」
「これ、、、でもなかなかうまく行かなくて、、、」
「私の耳の穴は横向いているのよ」
「?、、、」
私は自分の耳がどっちを向いているのか知らない、、、でも姉はちゃんと知っている!
(凄い~~~)
「でね、、、普通のではダメなのでオーダーしたのよ」
(ふ~~~ん、オーダーなんか出来るんだ)
話は続く、、、
「ワタシ、入れてから毎日補聴器の具合をメモしているの、、どういう状況の時、よく聞こえてどういう時は聞こえが悪いのか」
(またまた凄い~~~84歳)
「その結果分かったことは、自然の音と人口的な音では耳への伝わり方が違うと云う事!
人の話し声は難しいのよ。この部屋位なら、または2,3人くらいなら聞き取れるけど。
大勢の人がいるところでは全然聞き取れない。
金属音、物をたたく音とかなら聞き取れるのよ」
人の声は空気を伝わってくる波長、質が違うようです。
そして担当のお医者様にそのメモを渡したと云うのです。
「補聴器を作る人も、関係するお医者様も健常者、補聴器の経験はないでしょう?
だから少しでも役にたてばと思って、、、」
参りました、、、 この探究心、向上心、見習わなくっちゃ!
何処まで行っても姉は姉!妹のワタシは敵いません。
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