光琳カルタを片づけていました。
その一つ一つを見ていたら面白い書き方に気が付きました。
あれもこれもそれも、、、左書き(左から右へ)なのです。
現在ではあまりみられない書き方です。
また返し書きでも
あまりはっきりとは分からぬくらいの散らし方です。
行頭の高さから読んでいくのが良いようです。
何かが発達進化して行くとき、当然或るルールが作られ、其れにそった流れができます。
もし、現在の作品に左書きをしたら?ちょっと非難されそうです。
でもちゃんと前例が存在しているのですが、、、
(確か良寛の短冊作品にも左書きがあったように思います)
(昔の人の自由さ、大らかさ、が羨ましい~~)
周りの目を気にせず冒険しても良いかな?と思いました。
そこで、、、、
今回の作品
劉 禹錫 詩 「賞牡丹」
庭前芍薬妖無格
池上芙蕖浄少情
唯有牡丹真国色
花開時節動京城
庭前の芍薬(しゃくやく)、妖(よう)として格無く、池上(ちじょう)の芙蕖(ふきょ)、浄(きよ)くして情少なし。唯(ただ)牡丹(ぼたん)のみ、真の国色(こくしょく)有り。花開く時節、京城(けいじょう)を動かす。
流れは右から左へ、、
ですがそれぞれの文を左右に動かしてみました。
残念ながらあまり理解していただけなかった?
でも また新たな冒険をしてみようと思っています。
ある人が
「現状維持は後退です」と言っていらっしゃいました。
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