海風が強いのでしょう、松の樹は面白いように一方方向を向いていました。
静かなたたずまいの其処だけがゆっくりと時間が流れ、、、
沼津垣と呼ばれる垣根は、細い篠竹を幾何学的に組合わせ、シャープで品格の高いものでした。
裏庭のつわぶきも瓦を使ってやさしい雰囲気にまとめられ、こんな植え込みの仕方もあるのかなあ、、、と。
そこの広大な敷地の中だけ、時間の長さ、空気の匂いが違って、ゆっくり流れているようでした。
環境が人を作り、人が環境を作る、、、と、いいますが、こんな静かな環境の中で暮らしていたら?どんな人になるのでしょう?
世間の塵埃を被ることなく純粋に過ごせる、、、ことは夢ですが、現実はなかなかそうも行かなくて、矛盾だらけの生活を送っています。時にこんな清清しいところでリフレッシュするのもいいことかもしれません。
そんなここは旧沼津御用邸あと、沼津御用邸記念公園です。
さあ、大きく深呼吸!
心も体も柔らかく、、、、今ならなんでも出来そう!?です。
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