実は今5月の書展に向けて作品制作中。
先ずは言葉を選ぶ、、、候補をいろいろ。
意味が良くても字面がイマイチ?
流れがうまく行かない!
リズムが取れない!
、、、、などなど。なかなかうまく行かない。
要するに実力不足なのです。
でも、ある意味”この時”が楽しい~~~のです。
アチコチの本を捲りながら、筆を取り換え、紙を選び、構成を考える。
本を捲っていたら、”風”にまつわる言葉が、、、
「花嵐」春の花どきにに吹く風。特に桜の季節に吹く風。
「春荒れ」春先に吹く強い風。春嵐。春疾風。
「舞い風」渦を巻いて吹く風。つむじ風。
「和風」穏やかな風。暖かい春風。
「花信風」初春、花の咲くころに吹く風。また、花の便りをもたらす風。
春の風にもいろいろな言い方が、、、
日本人ゆえの微妙な感受性がこんなにも色々な言葉を産む?
その違いを文字にあらわす、、、
無理、、、、かもネッ?
だから、今日はその風を感じに
しだれ桜を見に来ました。
この花の下にいる時、なぜかお淑やかに、、、言葉も少なくなります。
小さな花弁が重なり合って枝にしだれる様はある意味”和”の象徴のようにも思えます。
爛熳、そして儚げ
自然の姿って色々な事を物語ってくれます。
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