永和九年三月三日 上しの日に会稽山陰の蘭亭の近くの川の辺りに王羲之とその仲間たち42人が集り詩を作り その序文を王羲之が書きました。
蘭亭序にはいろいろな呼び方があります。
大松林誌の随意課題 八大山人の[
臨河序 も実は蘭亭序です
臨河序
晋の時代はこう呼ばれていました。
これは本文に 河さほとりに臨んで厄払いをしたので。
唐の時代になると
蘭亭詩序、
これが一番正しい名称!と長尾雨山先生は言っています蘭亭に皆が集り詩を作りその序文を書いたものだから。
欧陽脩は
脩禊序と。こさも本文に 脩禊事也とありますので。
蔡襄は
曲水序と。
これも 流シヨウ曲水とあります。
蘇東坡は
蘭亭文
黄庭堅は
禊飲序と。
これらは皆本文中にあります。
つまりハ大山人の 臨河序 は
蘭亭とほぼ同じ文章なのです。時代によって呼び名がちがいただけです。
蘭亭序がどれだけ皆に愛されていたか どれだけ身近っあつたか 想像つくような気がします。
皆さまも書いてみたくなりましたか?
いろいろな蘭亭序を。
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