一見すると おっとり?優しそうに何のクセもない。
スラスラと楽に書いているように見えます。
しかし書き始めると アレ?この空間は?
画と画との接触は?
など疑問がどんどん出て来ます。
鋒の開閉 呼吸の繋がり 点画の処理などよくよく考えないと上手く行きません。

一見素直で優しいそうに見えたこの書の奥に潜んでいた強さ厳しさを見つけドキ!とさせられます。
まさしく筋骨を内臓しているのです。

書は人なり  と言う言葉があります。
唐の太宗が五絶の人と称えた当にその通り 品格を持って生きたその人そのもの!です。

臨書はその外側を見るだけでなく その内側 つまり内面をも探る事が大事なようです。

ん〜ン 課題が大き過ぎ!
でも この優しく穏やかな書に魅せられています。

参考 西東書房 図説書法論 他

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