ヒョンナことから,合気道の先生が我が家にお泊りになりました。
およそ体育、武道など関係のないところで生きてきた私ですので、全くの門外漢!
チンプンカンプンの世界です。
とても気さくで毎夜家族と合気道ごっこをしてくださいます。
正座を70年近くもしているとお話したら、正座に興味があるのでどのように座るのか教えてほしいと、、、
それは仕事ですから私なりの正座の仕方を。
確か合気道ではうちももをくっつけて座ると聞いたことがあります。
でも、ワタシはそれとは全く違い、両膝を開き、、、しかもかなり大きく。
両方の足のヒラにお尻がストン!と落ちる(ハマル)ように座ります。
その座り方だと体が前に動いても、後ろに行っても、右に傾いても左に曲がっても、、、どっちに振れても倒れないのです。
つまり、起き上がりこぼしの原理です。
書を書くとき、私は全身を使って書きます。
つまりどんなに動いても正座は崩れない、、、のが大切なのです。(崩れてはいけないのです)
そのお話をしたら、是非「お手合わせを、、、」と、言うことになりました。
『無理、無理、、、とても無理です」と申し上げましたが是非にと言われ、、、、
正座で向かい合いました。
あちらは何か手を使って攻めてきますが、私はどうしてよいか分からずそれを逸らす、、、
「あ~~~無理です。かないません!」
「技がかかりません、、、」
どういうわけか、私がぬらりぬらりと動くので技のかけようがない。
どうしてもワタシが倒れない,,,,つまり、ワタシの勝ち!!!!
(知らぬ間に、、、)
「流石70年のキャリアはスゴイですね、、、技がかからないなんて、、、」
先生は少々ショックのようでした。
合気道などどうでも良いのです。
私がうれしかったのはワタシの正座のやり方が間違っていなかったと言うことです。
勿論武道とは違いますが、書もある意味武道に通じるものがあるのかもしれません。
同じ体を張った修行、精進ですから、、、
(日出でて海天清し)
来年度の書初めです。
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