山に銀色の穂が出始めるころ、母がよく口ずさんでいた呪文のような歌?があります。
”ヤマデホイホイハタケデカンブリカンブリタデコロリン、、”
「それなあに?」
ヤマデホイホイ、、は、山では風にゆれるススキがお出でお出でをしているみたいじゃない?
ハタケデカンブりカンブリ、、、は、畠では大きなサトイモの葉っぱがここにいるよ~~って呼んでるし
タデコロリン、、、は、田圃でタニシが丸々と太って美味しそうよ、、、、
どこからこんな歌が来たのかはわかりませんが、この時期母は良く口ずさんでいました。
もう一ついつも母が歌っていた子守唄
”ねんねこ 坊ちゃん カメの子 ぼっちゃん 戸を閉められたのかァ~~
ねんねこ 坊ちゃん カメの子 坊ちゃん 戸を閉められたのかァ~~
ねんねん~~こやまの こうさぎは~~なんでぇ おめめがあかいィのよ~~
かあさんの おなかに いたときにィ~ 赤い実を 沢山食べたからァ~~~”
赤い実って、?どんな実だったのでしょう?からすうり
なんとなく懐かしく寂しいこの歌、、、この地方だけの歌だったのかもしれません。
自然が身近にあった頃の歌、、、でしょうか?
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