「先生 今日お稽古してもいいですか?」
以前来ていた中学生が急に顔を見せました。
「いいわよ 何か書きたいの?」
どうやらクラスの目標?を書きたいらしい。
「言葉はみんなで考えたので僕が代表で書きます」
「でもお道具は?」
見ると何も持っていない。オヤオヤ私のを使う気かしら、、、
「道具は学校にあるので貸して下さい」
書き始めました、、、
二度ほど添削。席に戻ると後は一心不乱!
もともととても真面目な子で努力家でした。
久しぶりに来たその子はいつものように黙々と書いています。
半紙を使い果たし、弟の物まで、、、
中から気に入った数枚を差出しました。
「コレ 何と読むの?」
私の知っている言葉ではありません。
「ド ラ エ モンです」
な~~る程 語呂合わせ?
昔の”自主 独立 友情”などと言った言葉ではなく今はこんな組み合わせなんだ、、、
黙々と書きあげ納得したのでしょうか?
二時間近く座っていた後、帰って行きました。
素直に育っている様子、ちょっと嬉しくなりました。
こちらは中3、夏の全国展のお手本です。
仮名を書きたいと云うので、、、
半切4枚に百人一首を4首。
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