昨夜の雨は尋常でなく、屋根が抜けるのではないかと思うほどでした。
いよいよこちらにもゲリラ豪雨!?
それが、、、、ご覧のとおりの好天になりました。
遠くに二つの山が優美な姿を見せています。
今日は友人の写真展に、、、
ちょと郊外のそこは緑に包まれた静かなところ
館内に入ると沢山の力作が並んでいました。
私は書の展覧会よりは、それ以外の展覧会の方が好き!
絵も写真も工芸もその他いろいろ、、、
ワクワクドキドキ、、、気持が動く動く~~
4枚組セットの作品は初めてでした。
どういう風に見てよいのやら、、、
「これって起承転結?」
「う~~ん やっぱりそうだろうなあ、、、」
四枚の中から作者の云いたいことを探っていく、、、
そうそうこの写真展のテーマは「ふるさと」でした。
4枚でそれぞれの心にある故郷を表現する?
一人の人生がたった4枚の写真で表わされる
考えたら可なりの難題!?です。
一枚で見るととても素敵!でも四枚を通して見た時、どこかチグハグ!?
中に”オヤッ!”と思う作品が、、、
なんとそれが友人の作品でした。
”写真、とってもいい?”
”オーケーオーケー、、、”
タイトルは「真家 みたまおどり」でした。
*真家は地名
「真家の盆踊り」ともいわれている。
起源は古く平安時代とされており、不動寺福寿院の僧が、踊って「みたま」の供養をする念 仏踊りを広めたことにはじまるとされている。
真家で生まれたものが花笠・白足袋・草履・手甲姿の行列を組み、新盆の家をおとずれて踊 り供養をする。
行列は踊り手だけでなく、ちょうちん、まとい、びんさざらなどさまざまな役回りのひとが 加わり行われる。
県指定無形民俗文化財・国選択無形民俗文化財。
最初はそれぞれのカメラアングルの面白さに惹かれて見ていました。
左から1枚2枚とみていく内に3枚目、、、、
急な雨に濡れて走っていく人たち、そして中の一人の花傘に手をやる婦人のしなやかな姿、 満開のサザンカと遠めの人たち。
其処に祭りの華やぎと現実の空気の違いが、、、
そして4枚目の二人の少女のアップ
一人は袈裟のようなものを身につけている(この村のお寺さんのお嬢さんとか)
祖先を祀り今を生きる人たち、そしてなんとこの少女を通して未来をも見ている、、、
4枚の写真で過去から現在そして未来へと時間を操る?
凄い~~~
それが日本のふるさとの姿!?
なんだか写真のもつ力?奥深さ?が見えたような気がしました。
”私はそう思うんだけど違う?
”いやぁ~~そこまで見てもらえたら”、、、とニコッとしていました。
組写真って、たのしい~~~ですねッ!
外に出ると黄金の穂波がユサユサと、、、高い空の下で豊かに実っていました。
今年も豊作!でしょうね、きっと、、、、
コメント