嬉しい事を言ってくださいました。
「知らなかった!書道って、こんなに発見があるなんて、、、」
「毎回発見がありますよね、、、」
そうなんです、、、だから楽しいんです。
「私、いつも息子にセッカチだって言ってたんだけど、本当は私がセッカチだったんですね。」
「今、気がつきました」
「ハイ」
本当に書は心のままに表れて、、、
時間がないとき、
心に焦りがあるとき、、、は、紙一杯に書くことはできません。
どうしても行の足元が上がってしまうのです。
つまり、下の余白が多くなってしまいます。
字の伸びに欠けるのです。
書きながら、ホンの一瞬でも迷いがでると、筆が止って息が切れる、、、とか、
途中で失敗するとそこで諦めてしまう、、、とか、
心の中で考えていたものがそのまま字に現れてしまいます。
一方、表面は静かでおとなしそうな人がじつは大胆で力強かったり、
無頓着に見えていた人が実はとっても繊細であったり、、、と、
ご本人も気ずかなかったことがあったりします。
無心で紙に向かうことから回りの余分なことが削ぎ落とされ、ご本人の実像がでてくるのはないでしょうか?
手前味噌で恐縮ですが、趣味としてはオススメです。
日ごろの喧騒を離れて一人静かに自分と向き合う、、、、如何でしょうか?
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