イツクシム、、、

ちょっと高い買い物をしてしまいました、、、、

 このデザイン素敵!
 「有難うございます」
 綺麗な石ですね~~
 「有難うございます」
 
 見たもの一つ一つに感激、感動している私に? 返ってくる言葉です。

 手にしたものはさり気なく丁寧に磨き、それがちっとも嫌味でなく、心から大切に?いえ、愛して?、、、さえ、居るように見えました。

 自分の仕事に誇りを持ち、取り扱う品を慈しむ、、、なんと素晴らしい事!と。
 つい、思わず(うっかり?)買ってしまったのです。

 考えると、、、
 表具やさんは、自分で表装したものは私にもさわらせたくないようです。

 軸を広げ、それを巻こうとすると、、、

 「ああ、やりますやります、、、私がやります!」と、いつも言うのです。
 ソレくらい大切なのです。自分の仕事が、、、
 精魂込めた仕事、手仕事の重みを感じます。

 また、篆刻家の先生も、必ず印影をつけてくださいます。

 それは印刀の「キレ」が、ちゃんと写っているかどうかが心配だからなのです。
 折角の印が、押し方一つでブヨブヨになってしまっては、彫った方が泣いてしまいます。

 一つの仕事には、その仕事の中にそれぞれの方の命が込められているーーーと、いうことをしみじみ感じます。

 どんな仕事でも、命を賭けられるということはスゴイ!

 私もそうありたい、、、と、思っています。

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