「書・守真会展」開催にあたって
この度、つくば美術館をお借りして作品展示の運びとなりました。
今回は1臨書、2創作 3、コラボ書 (新しいスタイルとして千切った色紙と書のコラボ?コラージュ?)の3つのパートからなっています。
先ず、始めは技術を学び、書の方法論を学ぶ臨書から、少しづつ展開して身近な題材を小品にまとめ、作品を作りました。
作品は「生きている!」と、思っております。
生き生きとして作品の中に作者が存在していることが一番!です。
書としての条件を踏まえつつ自己を表現する。
そこに苦しみも楽しみも、今を生きるそれぞれを内包している事が大切なような気がします。
形ではなく心情、境地を表すことはとても難しいことではありますが、、、
また、書は長い歴史を持っていますが、一方時間と共に変化もしているような気がします。
今の時代、、、をも表現したいと思い、ちょっと冒険をしてみました。
3のコラボ書は各自好きなように、、、、
それぞれの課題の中で思っていることを表現。
本来紙と墨と筆で書くものを、もっと身近に手軽にしてみたいと思い、回りの表装も各自で
好みのスタイルに仕上げました。
表現の範囲も広がったように思いましたが、もしかしたら、自己満足の域かもしれません。
試行錯誤しながら進んで行きたいと思っています。
会場で何か一つでもお心を動かすような作品がございましたら、私どもにとりましては大き
な喜びでございます。どうぞゆっくりご覧くださいませ。
硯の展示について
前回は印材を展示し、大変好評でした。
今回はみなさんがお手持ちの硯を展示しました。
中には名品の部類もございます、ごゆっくりご覧ください。
本日はご来場有難うございました。
書・守真会主幹 ** 守真
一同
先ずは臨書から
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