ほのぼのと

よく  浮世離れ  して居ると
言われます。

そんな私ですので 少し世間様からズレているかもしれませんが  
自宅軟禁中の今  ( 外出自粛令が出ています )
その自宅軟禁中でも出来ること!
をしたいと思っています。

それは私なりの仮名の書き方を皆さまにお伝えすること。

今月の仮名
ほのぼのと春こそ空にきにけらし天の香具山霞たなびく  新古今和歌集

ほんのりと春は先ず空にやって来たらしい。 
天の香具山に霞が棚引居ているのを見ると。
新潮社 新潮日本古典集成

春は東の空からやってくる  と考えられていたと言う。
ほのぼのと 文字通りほのぼのとしたこの歌
 ゆったりのんびりとしていて春そのものです。でもただ ほのぼの ではありません。
倒置法にて如何に ほのぼの であるかを強調しています。

で、
書も余り工夫を凝らさず素直にゆったり伸び伸びと書きました。



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