たこつぼ?

没後100年シンポ 「門外漢が語るフェノロサ」 

 なる記事に興味を覚え読んでみました。
fenollosa31[1].jpg

 フェノロサについては日本美術を高く評価、広く海外にまで紹介した人、、、くらいにしかしりませんが                   
                        fenollosa5.jpg
(32歳救世観音に出会った彼は仏教徒になったとか)

 その彼について、門外漢と言われる先生方が語る、、、と言う。

 ちょっと面白そうな記事です。

  政治学の渡辺浩先生は、、フェノロサは哲学、政治学にも通じていたのにあまりそれを評価されてない。

 教育学の寺崎昌男先生は、、政治、経済、哲学、社会学なども担当していた事を重視。

 栗原彬立教大学名誉教授は、、長詩「東と西」から「共生社会」への願いがあった。

 、、、、と、それぞれの見地からの講演は別の見方からのフェノロサ像を示していてなかなか面白いものでした。

 そして学問研究がたこつぼ化している、、、との、指摘がなされて久しいが、研究の活性化にはオープンな雰囲気が必要である、、、ともありました。

 『たこつぼ」、、、どっぷりと壷の中にはまって外界を見ぬ姿は、ある意味私自身かも知れないような気がして、ドキッっとしました。

 自己満足の世界に浸って、、、、

 時々首を出して新鮮な空気を取り入れて頭をクールダウン?

 何かヒント、得られるでしょうか?

コメント