「そう言えばおばあちゃんは如何?」
「残念ながら、、、なくなりました」
「そう、それは大変だったわね、、、」
聞けば、、、しっかりした彼女は、先にことを考えて泣けなかったとか。
「お姉ちゃんは知らせを聞いて倒れそうでした」
書いた字は、いつもよりかなり小さく、元気がありませんでした。
「なにもしていないのに、どうしてあんなに疲れるんでしょうね、、、?」
「全部終わったら、体中が何かで殴られたようにへろへろで、3日くらい立てませんでした」
「それはそうよ、、、だって泣けないほど気が張っていたんでしょ!心はへとへとじゃない?」
人の疲れは3種あって
身体が疲れるとき、
頭が疲れるとき
そして心が疲れるとき。
一番回復が早いのが身体の疲れ、、、一晩寝れば直ってしまう。
その次が頭の疲れ、何か楽しい事でも見聞きしたり、気分転換をすればどうにかなるんじゃない?
そして、最後の心の疲れは、、、ちょっとやそっとでは???
時間を掛けて、考え方を変えて、どうにかして自分を納得させなくちゃ、、、だから大変なのよ。
でもそれを乗り越えて行く事が生きて行くことかなあ~~
若い彼女相手とあって少々ご立派な演説をしてしまいました。
でもおしゃべりしている内、、、
「まあ~~大きくなっている!」
そう、字がいつも通り大きく優しくなっていました。
おしゃべりの効用、バカにできません。
沈む夕日、変わり行く景色とゆっくり流れる時間。心がほぐれます。
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