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会場を見て歩いていると、その会の会長さんと審査員らしき人との会話が耳に入ってきました。
「重厚と評判ですが、これは如何ですか?」
「重厚❓これが?、、、」

「私はとても重厚とは思えないね、、、」
「ここで折り、ここで折りここでも折っている、、、全て一休み。気が抜けているよ」

そう、、、、作品を見る時 どこを見るかで評価は分かれる。
ある程度の力は皆持っている。
じゃあ どこを見るか?何処で評価するか?になる。

前記のお二人の評価も見る方の目線の高さで評価が分かれる。

良く墨が付け過ぎで太く書かれたものを強くて元気がいい!と言う。
線の強さ締まり具合が分からず、太い=強いと勘違いをする。

最初の重厚!?云々も黒い墨(多分墨汁)を強い?重厚?と勘違いしているのではないでしょうか?

一本の線の中で何度も押し付ける?書き方は
線の”濁り”を生じ、重さを作ってしまうのではないでしょうか?

見る人の感覚が濁っていたら?

なかなかキレのいい判断は難しい、、、、ような気がします。

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