境内一面ピンクの絨毯でした。
早朝の境内は人影もなく 静かそのもの。
予想もしなかった目の前の様子に暫しボーゼン!
つい先日訪れた時はちょっとハラハラでした。
それが!
これほどの桜の花ピラを見たのは生まれて初めてだと思います。
華やかで、、、 憐れで、、、
時は止まっていて欲しいのに
折からの風が無残にも
花ピラを吹き散らして行きます。
この世のもの?それとも?
ちょっと言葉では表せない光景です。
早朝!清々しい空気であるはずなのに
目の前の景色は妖艶な美女が何人もで踊りを踊っているような 息を呑むような雰囲気でした。
花びら一枚一枚の色は微妙に異なり、
ヒラヒラと重なり合い 又 花びらの山は風で動き 崩れて別の重なりに。
花びらの流れができ
川のようになり 更に続いていく、、、
見ていたはずの私は 気がついたら
ピンクピンクの真ん中にいました。
紀貫之の歌に丁度このような光景を詠んだ詩があります?
桜花散りぬる風の名残りには、、、、
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